ハワイには、ポキ(またはポケ)という郷土料理があります。ハワイには古くから生魚を食べる習慣があり、その昔は塩と海藻で和えて食されていたそうです。日本からの移民が増えるにつれ、醤油などの調味料が足されるようになったそうです。今では、さまざまなスタイルのポキを楽しむことが出来ます。大分んしなら知っちょると思うけど、「りゅうきゅう」に似た一品でございます。
・TANIOKA’S
ワイキキからクルマで約40分ぐらいでしょうか、ワイパフにあるTANIOKA’Sというポキの有名店にやってきました。ここのポキはポットラックパーティーなどで頂いたことがありますが、実際にお店に訪れるのは初めてでした。そこでなんとオーナーのTANIOKAさんと遭遇しました。
~会話~
TANIOKA氏:「きみたちは日本から来たきゃーの?」
防衛隊:「はい。」
TANIOKA氏:「そうかそうか!そんじゃー、これを。」
―ミネラルウォーターを2本手渡される。
ビビる防衛隊:「え?いいんですか?あ…ありがとうございます!」
店員さんに向かってTANIOKA氏:「おーい、これもつけてやりんしゃい!」
ポカーンとする防衛隊:「ありがたや、ありがたや。」
※実際の会話は英語で行われています。
・ポキ
初めてお会いしたにもかかわらず、粋なサービスをしてくれたオーナーのTANIOKAさん、素敵すぎます。で、サービスして頂いたのが、ミネラルウォーターとおいなりさんと巻きずしが入ったコンボでした。買ったポキは、マグロがとても新鮮で美味しかったです。トロっとした感じが、また最高!スパムむすびや昆布おにぎり、お寿司もホッとするお味でした。いやー、大満足!
ワイパフで出会った素敵なお店でした。このお店は、常にポキの人気店としてランクインしているそうです。ポキの味もさることながら、オーナーの人柄も人気の秘密なのかもしれません。日系人の方々がこのように活躍されていると、なんだか嬉しくなるんですよね。ううむ、もっとホノルルに近い所にあれば通うのに…。